日本の民話には、恐ろしい超自然的な妖怪、魔物、幻獣の宝庫である。江戸時代の浮世絵には、こうした妖怪たちが、民話や怪談の挿絵として多数描かれている。
本書では、幽霊、鬼、怪人、妖怪など70点を収録し、それぞれの生き物の基本的なストーリーを日英対訳で紹介する。
北斎、広重、国芳などの浮世絵120点で、これらの幻影や妖怪が生き生きと描かれており、超自然的な姿の怖さをはっきりとイメージすることができる。
これらのイメージは長い間受け継がれ、漫画やゲームなど、現在の日本の多くの芸術ジャンルに大きな影響を及ぼしている。
本書は、日本美術を愛する人、民俗文化を愛する人、そして日本のポップカルチャーを愛する人にとって、最高の参考書となることだろう。
また、タトゥーのアートやデザインに新しいインスピレーションを求めている方にも、新鮮なアイデアを提供する。